2007年から糸島に移り住み、思いを同じくする人たちと「としょかんのたね・二丈」を始め、志摩地区の「みんなの図書館つくろう会」、二丈深江地区の「糸島くらしと図書館」の人たちと共に、糸島のより良い図書館づくりを目指して活動してきた。「糸島の図書館は今、どうなっているのか」、糸島図書館事情を発信し、市民と共に育つ糸島市の図書館を考えていきたい。糸島市の図書館のあり方と深く関わる、隣接する福岡市や県内外の図書館についても共に考えていきます。
2024年8月27日火曜日
岡部伊都子さんと沖縄 (出前の本の話・9月)No.130
9月と10月、ノドカフェへの出前の本は「岡部伊都子の本」
です。若い時分から、「私はね、学歴はないけど病歴はた
んとありまっせ」と、学歴ではなく病歴の中で思考、考え
を深めて生きた随筆家、岡部伊都子さんの本の数々です。
1954年(昭和29年)、ラジオ・エッセイ「おむすびの味」
で執筆活動に入り、2006年、83歳の時の『清(ちゅ)らに
生きる』まで、134冊の著書が読者の前にあります。
岡部さんとの最初のご縁は、私が初めて沖縄を訪れた1975
年(昭和50年)の9月だったか、沖縄本島、伊是名、石垣
島を経て竹富島に向かったことからでした。島内に文庫が
あると聞いて訪ねたのがこぼし文庫でした。岡部さんが
京都から本を送られていたのです。
その時まで私は岡部さんのご本を読んだことはありません
でした。お名前を心に刻んで文庫をあとにしました。
後に岡部さんとお会いする機会を授かり、能登川の図書館
で講演や写真展をお願いすることになろうとは知る由もな
いことでした。
出前の本の話は、「岡部伊都子さんと沖縄」と題して9月
4日(水・11時~12時)に行います。
場所は ”ノドカフェ”です。
(糸島市前原中央3町目18-18、2階)
連絡なしで、当日のご参加もできます。
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