2020年6月18日木曜日

本の出前 ノドカフェに No.54

数日、遅れてしまったがノドカフェに、風信子(ヒアシンス)文庫の本の出前にいく。
特にテーマがあるわけではないが、黒川創さんの『鶴見俊輔伝』を読み終えた余韻のせいか、鶴見さんや黒川さんに関わる本が何冊もはいっていた。




島田等『次の冬』論学社・・・ 



4月9日、井上ひさしさんが亡くなって10年目の命日


ノドカフェ、小さなスペースなのに、そこではじめて出会う本や雑誌が、あれも、これもとあるのに驚く、しかもいきなり引きこまれそうな一冊一冊がそこここにある。夏葉社の本を手にとれるのがなんとも楽しみ。ノドカフェの方から、いつも心に残る何かを手渡される。それまで知らなかった著者や本の話・・・。ブレイディみかこの名前と何冊もの彼女の本を知らされたのも、この場所でだった。

いよいよ田植え 自然農の米づくり ④ No.53

朝日とともに
2枚目、終了めざして(6月18日)
今年で14回目の田植えだが、今年は6月11日に始めた。これまでで一番早い。といっても、これが一般に行われているやり方だ。

私がやっている自然農での米づくりで、慣行農業との一番の違いは、耕さないということだ。そもそも、田畑の仕事と言えば、耕作する、耕すとことだと思われているのではないだろうか。今、近所、周辺の田んぼでは朝早くからトラクターで土を掘り起こし反転してから、あぜぬりや代かき、そして田植えが行われている。

私の場合は、田植えは田を耕すことなく、水を入れない状態で苗を一本一本植えていく。手にする道具はのこぎり鎌一つだけだ。

手前のあぜの上の竹には、40㎝間隔で10枚のテープを巻きつけている
向こうの端にも、同じ長さの竹をおいている

両端の同じ位置のテープにひもをはり、ひもに沿って苗を植えていく
ひもに沿って、30㎝間隔にテープをまいた竹をおき、
その目印ごとに植えていく(30㎝間隔)
隣の列とは40㎝間隔



左手の1枚目の田植え、終わる
6月11日に始め15日に終了、4日かかる。

一枚目、田植えが終わった田に水を入れ始める(6月15日)

6月18日、昨夜かなり雨が降っていたが、朝には小雨になっている。6時から田植えを始める。今月11日から始めたので、今日で8日目だ。無心にやっていると、ふと後ろに気配を感じたのだったか、後ろを向くと5,6メートル先に、今朝も田植え前にパンをやったカラスが畔の上にいて、小雨が降る中、こちらの気配を感ずるかのようにたたずんでいる。
一羽のカラスが見守る中、14回目の田植えを終えることができた。


庭先に、今年はじめての槿(むくげ)

むくげの蕾

今は一羽で

田植えをしているときは、写真をとることはできないが、おけらやアメンボや
とんぼや蝶、そして小鳥など、ミミズも・・生きものがいろいろ。時には作業を
やめて、カメラをとりにいくことも。いまはカエルたちの合唱がすさまじい。














2020年6月11日木曜日

草刈りと畔塗り(あぜぬり) 自然農の米作り ③ No.52

田植えに向けて。標高50メートルのところにある田んぼは、いくつもの分岐点をへて、山からの水路を駆け下りてくる水を最初にとりこむ場所にある。一番水と、勝手によんでいる。この大事な水を田んぼに引きこむ前にする作業が草刈りと畔ぬりだ。ただ、実際のあぜぬりの前に行う作業が色々ある。


自宅の右手が田んぼと畑
1.草刈り
草刈りするのは、田んぼ(約8畝、240坪、約790㎡)と野菜畑やブルーベリー畑、そして
未耕作地や、林の下草、家の下の道路沿いの斜面など、約5反(Ⅰ反=300坪=900㎡;
1500坪)。田んぼだけでなく、畑や家の周りなど、この時に。このためおおよそ1週間は朝から草刈りの日々だ。
朝陽とともに
草を刈った後に現われたのはモグラ穴
おはよー   草刈りにかかかろうとしたらやってきた


水につけると食べやすい?
落とさずに、いくつも、口いっぱいにくわえる


2.あぜぬり
草刈りに4,5日かかったあとは、畔ぬりだ。田んぼに引きいれた水をためて、もれないようにするために行う。水もれの原因はモグラだ。田の土の下をモグラが縦横に走っていて、無数の穴をあけている。何年か前、1枚目と2枚目の間の畔にあいたモグラの穴を数えてみたことがある。なんと200か所以上あった。1枚目、2二枚目の田の畔の3面に畔ぬりを行う。

①取水口の補修(2か所) 5月31日
田んぼの水の量(高さ)を調整する取水口の補修
                
             
ここでもモグラ穴があるので、いったん全部を取り外す




補修完了
②畔塗に向けて(6月4日~7日)
畔にそって水をいれる

あぜ(60~70㎝)3分の1から2分の1(20~30㎝)をスコップで水の中に切り落とす
土の塊をくわ、またはスコップでこまかくくだいて水の中に

1日、水につけておく



翌日、鍬で水中の土を引き寄せる、土の上部を鍬の刃の裏面でならしていく


水面に接した斜面を、鍬の裏面で、すべるようにならしていく(あぜぬり)


田んぼの草を刈る(6月8日~10日)




苗床では
4月28日に種おろししたものが15センチくらいに育っている


鍬ですくって苗を1本1本、小分けにする

これで、準備完了



          

2020年5月4日月曜日

水路の補修 自然農の米づくり ② No.51

草や虫を敵とせず、肥料もやらない、自然農で大切な3つのもの。
日の光と土と水。いずれも天からの授かりものだが、手をこまねいていては、水は手に入らない。田畑に水が届くためには、先人たちの長い長い営みがあってのことだ。そして日々の水とのかかわりが必要だ。

5月3日、私のたに水を引き込む水路の補修日、久しぶりに降った待望の小雨降る中、9人が集合する。数年前までは山の中腹にある堤のところまで行き、堤の回りの草や竹を草刈り機でかっていたが、今は家から2,3キロ先の取水の中継地点からの作業となっている。
[ 10時~12時50分(3時間弱)】
            中腹の取水の分岐の所まで登っていく。
           途中の水路が土砂や草木で埋まっている
まず、上まで登る



埋まった土砂を鍬やスコップでかきだす
上の水路の清掃、補修が終わり、ここが中ほどの分岐点


一方は下流、他の地域に

ここから、わが方に
        再び分岐点、右下に分岐、分水。わが方はまっすぐの方向。

林の中へ
道路をくぐり、林の中へ



林道より高いところを

石垣の右上を水路が走る

水路に土砂が埋まり、溢れた水で決壊した箇所を補修

さらに、土砂をかきだして下に


あと少し
分岐点
田んぼへの取水口

田んぼ;これから、草刈りと畔塗(あぜぬ)り
雨がやみ青空がうれしい

玄関口で

マリンの出迎え
さあ、つぎの作業だ

※写真撮影について
作業中は写真をとれず、終わってから、途中の所まで写真を撮りに行った。


                                    甘蔗健仁さん、一心くん、父子で種おろし
            5月2日、夜半から翌日にかけて待望の雨

一心くん、堂の入った身のこなし