2021年6月25日金曜日

マリンに感謝 自然農の日々”21・6  No.74

(マリンは猫のなまえ) マリンに感謝ーーー 耳元でマリンの声 あれ、じぶんで引き戸をあけたのかーー まだくらい 四時過ぎか ベッドからおり マリンをかかえリビングへ リビングの引き戸はしまっているーーー かつて ベッドのある部屋の引き戸をあけて寝ていると 夜も開けていない4時頃に いつもやってきて 私が起きだすまで耳元でなき続ける 外に出せというのだーーー わが家の東西南北、隣家なく 回りは田んぼや畑 そしてかつては田であったところは今や林 時折 どこからか猫たちがやってくることがあるが マリンにとっては家と外 出入り自由自在の場所 外がまだ暗かろうが いち早く外にでたいのだーーー 未明の4時は 私は眠りのさなか やむなくマリンをリビングに連れていき 引き戸をしめることにしていたーーー ところが昨夜 マリンは見つからないよう 私の部屋でねていたのだーーー リビングの電気をつけ マリンを下すと ガラス戸のところへ行き いつもとちがう様子ーーー ふだんめったにすることがないうなり声 外のベランダ 林の方に向けて 体をふるわせてうなっているーーー マリンが苦手な猫かなにかがいるのか 玄関から外に出る まだくらい ベランダのあたりにはなにもいない ふと気づくと小屋のそばに うっすらとバイクの影が目にはいる 同時に家のすぐそばの田んぼの向こうの端で 小さな光がーーー あっ 健仁さんだ 龍国寺の若和尚 家から数百メートル 事あるごとに駆けこむばかりでなく 幾度となく駆けつけてくださるかたーーー 急いで近づいていくと 頭にヘッドライトをつけて 昨日 草刈り機で刈り取った田んぼの草を 素早い美しい手足の動きでほうきで集めては田の外にーーー 骨折のため草刈り機を使えない私にかわって 2時間あまり1枚目の田の草を刈り取った翌日の未明のときに この日は朝から福岡のお寺の世話にでかけるので その前にーーー5時のお寺の鐘をつく前にとーーー 4時半過ぎにはすべて終えて バイクにまたがり走り去って行かれたーーー 程なくお寺の鐘がきこえてくる ひとつ ふたつ みっつ いくつうたれているのか 田んぼに立って耳をすますーーー ひとつの鐘の音がなり つぎの鐘の音がなるまでの 静寂(しじま)のひとときひとときに 鐘をつく人の 祈りの声がきこえてくるーーー マリンに感謝 お前が起こしてくれなければ 朝まだきの田の人の姿も 鐘の音も 目にすることも 耳にすることも できなかったーーー 鐘の音が終わってから 東の空から 明るい陽の光が (草刈り)
翌朝、未明のときに
日の光
マリン(役目をおえて)、マリンが好きなシロクロねこもやってきた
数日後 (畔塗り) 畦ぬりはいつもは鍬とスコップでやっているのだが、今回は健仁さんの座禅会に来ている方を通して畔ぬり機をお借りした。 健仁さん、たった1回の操作の説明をきいただけで、見事にやってくださった。

2021年6月21日月曜日

犬も歩けば(9) 本の出前   No.73

JR筑前前原駅から歩いて10分、我家からは車で15分、旧前原商店街(昔ながら)の 面影を残す地区の一画にあるブックカフェ・ノドカフェには、現在2か月に1回、風信子 (ヒアシンス)文庫から本の出前を行っている。いつもは月初めに届けているのだが、今 月は6月11日と、10日も遅くなってしまった。5月29日にあばら骨を骨折し、6月3日に病院 で骨折していることがわかり、その後体の様子をみていたためだ。ーーー ノドカフェでは、いつも心くつろぐ時間とうれしい出会いを手渡される。ブレイディみかこ さんの名前とその著作を教えていただいたのもノドカフェでだった。ブレイディみかこさん といえば、『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブル―』が私にとっては最初の本で、 その後何冊もその著書を手にして、1冊1冊読むたびにその面白さに驚き、この著者との出会 いを私にとってうれしい出来事だとの思いを深めている。数日前に、『女たちのテロル』を 読み終えたばかりで、一体著者は金子文子やイギリスやアイルランドの100年前の女性たちの 壮絶な生き方をどのようにしてここまで調べたのだろうと、著者の歩みの一端を追ってみよ うと思っていたところだった。ーーー そしてこの日はまた、新しい著者を教わった。植木一子という人。驚くのはブレイディみかこ さんの時がそうだったように、紹介された著者の本がその場に、目の前に何冊もあることだ。 これから一冊一冊、手にしていきたい。ーーーー 以下、出前の本と、植木一子の本を写真で。ーー 出前の棚から
植木一子
ノドカフェの棚から