2020年10月31日土曜日

稲刈りの日々 自然農の米づくり⑤ ウンカの被害 No.59

山に竹切りから  稲架(はざ)づくり  ウンカの被害   稲刈りの日々・・・・・・・・・ 山に竹を切りに行ったのは10月15日だった。自宅から車で5分の所、波多江さんの紹介で、昨年からこの場所で切らせていただている。14年前、最初の場所は波多江さんの山だった。その後、切り出す場所は何度かかわったが、いずれも波多江さんから紹介していただいた。切り出しは今年も龍国寺の健仁さんと2人だ。道なきところ、やや急な斜面を登って切り出す。私が切って、2人で下におろし、建仁さんが道路際で2mの長さに切っていくことに。これは稲架の支えとして使うもので、1本の竹から2、3本とれる。1本約8mの竹を支えるのに、2mの竹が10本いるので、60本の支えが必要、余分をみて70本が必要だ。3時間の作業、自宅そばの田んぼの所に運んでようやく終了、これでいつでも稲刈りができる。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 異変に気づいたのは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 朝の散歩の時だった。田んぼのそばを歩いていて黄金色に色づきよく育ったかに見えていた田んぼの一画が白く見える箇所があるのに気がついた。長方形の形、約50㎡の広さで色をうしなっている。思わず息をのんだ。すぐにはそれがウンカとは結びつかなかった。稲田の端から鎌を手に稲刈りを始めていたが、日に日に萎れていく稲をみて、それがウンカによるものであることがわかり、倒伏した稲から刈ることにする。           
ウンカの被害


ウンカの被害  真ん中、白くなっている

                                                                                                                   稲を刈る作業は、左手で稲の茎の束をつかみ、右手に持った鎌でいっきに切り取っていくのだが、時間がかかるのはそれからの作業だ。左手で持った稲の茎の束にの側面にある稲の葉を右手でこしぐようにして取り落としていく。脱穀をする際に作業がしやすくなるためだ。ウンカにやられて倒伏した稲では、葉が右手で取り落としにくいようにもつれあっていて、葉を落とすのにいつもと倍する時間がかかってしまった。また、茎も細く細くなっていて実のほうも心配だ。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・ 稲刈りは10月23日から始めたのだが、ウンカの被害の所は25日から3日がかりの稲刈りとなった。31日にはやっと一枚目が終わろうとしている。



脱穀しやすいように、わきの葉をおとす


葉をおとした状態

この形において結わえる


真ん中(ウンカの被害)を先に刈る


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