2007年から糸島に移り住み、思いを同じくする人たちと「としょかんのたね・二丈」を始め、志摩地区の「みんなの図書館つくろう会」、二丈深江地区の「糸島くらしと図書館」の人たちと共に、糸島のより良い図書館づくりを目指して活動してきた。「糸島の図書館は今、どうなっているのか」、糸島図書館事情を発信し、市民と共に育つ糸島市の図書館を考えていきたい。糸島市の図書館のあり方と深く関わる、隣接する福岡市や県内外の図書館についても共に考えていきます。
2024年1月19日金曜日
出前の本の話、ご案内 No.123
新しい年のはじまり、どのようにお過ごしでしょうか。
1月1日、賀状をだしおわり、午後になって新年の挨拶をネットでと、日めくりの「いとしま暦」(1月1日)を送信した
直後に、甥っ子からメールが届いた。「石川県で地震が・・・」、17時まじかの時間だった。テレビをつけると津波に
襲われた能登の状況が画面にでて言葉を失う。珠洲市(坂本菜の花さんの本でゆかりの地)や輪島の名前がとびこんで
くる。地震が起きた16時10分から1時間近く、そのことを知らずに新年のあいさつなどのやりとりをしていた。そして
翌日には、たまたまテレビのニュースを見ている時に羽田飛行場での日航機の海上保安機との衝突事故が写しだされた。
1日、2日と、なんという年のはじまりだろう。
あの日から15日がたち、能登では道路の寸断が激しく、今朝16日の毎日新聞では6市町村がほぼ全域で断水。
(14日午後2時時点で9000戸停電、9市町で5万5千戸断水、輪島、珠洲、能登3市町の15地区で490人が孤立状態、
400戸の避難所に約2万人)
29年前、1995年1月17日早朝の阪神淡路大震災、13年前2011年3月11日16時過ぎの東北大震災のことが重ね合わせて、そ
の当時、その地の幾人かと交わしたやりとりの事があらためて思いだされてもくる。被災の惨状にある能登と900キロ
離れた糸島の地での日常、身も心も定かならずの日々ですが〔その中の人、現し心あらむや〕、新しい年の事始めは、
「出前の本の話」です。
〈出前の本の話〉ご案内―生きるための図書館って何だろう―
2017年11月に顔店したブックカフェ「ノドカフェ」に、開店時から、自宅の「風信子ヒアシンス文庫」から本の出前を
してきました。数十冊の本を2か月ごとに入れ替えて。
年はじめの1月、2月は「図書館の本いろいろ」と題して、図書館に関わる本やパンフレットなどが棚に並んで手にとっ
ていただくのを待っています。
また出前した本について、その幾冊かを紹介する出前の本の話を行っています。当初、そのテーマを「まことの図書館
って何だろう」としていましたが、急きょ「生きるための図書館って何だろう」に変えました。子細は、出前の本の話
の場で。『生きるための図書館』竹内悊、『移動う図書館ひまわり号』前川恒雄、『図書館の明日をひらく』菅原峻、
『図書館づくり実践記』、『図書館猫デューイ』ヴィッキー・マイロン、そして、そして・・・。
図書館に関心のある人・ない(と思ってる)人・だれでも、そして、もっとよりよく図書館を使いたい、利用したいと
思っている人、小さな場での出前の本のお話会にようこそ。
日時:1月19日(土)11:00~12:00
場所:ノドカフェ(糸島市前原中央3丁目18-18、2F
連絡先:才津原哲弘 ;090-5045-2559
メール:itokazedayori@gmail.com
www.kazedayori.jp 「図書館の風」
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿