私たち糸島市民が選んだ議員お一人お一人が、それぞれ図書館の質問について、どのように答えてあるか、ゆっくりご覧ください。
(いとしま としょかんしんぶん 第1号 を手元においてご覧ください。)
(氏名五十音順 敬称略)
問1.校区により貸出に大きな格差があることに対して
【次の3つの中から該当するものに◯印を、以下同じ】
①全体的に目標値の5.5を上回っているので、特に対応を考えない。
(その他理由があれば )
②目標値を下回る校区が半数近くあり、3冊台以下と極めて利用が低いところが5校区もあ
ることから、政策的対応(実態を把握し計画をたてての対応)が必要だと考える。「どこでも」「だれでも」利用できる図書館の在り方から考えても。(分館の適切な配置計画や移動図書館車の運行などの検討)
③その他( )
問1.回答
伊藤千代子 ②政策的対応が必要
長田英樹 ③その他。単純な人口1人当たりの貸出数というよりも、世代別の貸出割合
を把握する必要ある、より細かなデータをだしていくことで対応のやり
り方、あり方が変わると思います。
加茂正彦 ①全体的には目標値の5.5を上回っているので、特に対応を考えない。
川上真悟 ②政策的対応が必要
後藤宏爾 ①はい(入れる)
徳安達成 ③その他
並里弘二 ①はい(入れる)
藤井芳広 ①はい(入れる)
堀田 勉 ①はい(入れる)
松月よし子 ③その他。まずは実態調査をし、糸島市や市民にとって、どのようにある
べきかを検証する必要があると思う。
三嶋栄幸 ②いいえ。糸島合併前は前原に貧弱な図書館があるだけで、志摩、二丈に
はございませんでした。そういうことを鑑みますと、行政としても`図
書館サービス`について尽力していると考えます。確かに武雄図書館み
たいに喫茶コーナーがある`行くだけでも楽しい図書館`、伊万里市民
図書館みたいに、ボランティアが図書館運営に関わり、図書館サービス
も充実していることは理想ですが、現実的にはそのような図書館を新た
に作るゆとりは、糸島市にはございません。
柳 明夫 ①はい(入れる)
【参考 市長選立候補者】
高橋徹郎 ③その他(選挙後)
月形祐二 ③その他(総合計画では、蔵書冊数、貸出冊数、満足度という形で数値
目標を掲げて図書館サービスの充実を図ることとしている。
問4.「なんでも」について
①現行のままにする。(理由 )
②「なんでも」の観点から、借りれるように予算措置をする。
③その他 ( )
伊藤千代子 ②予算措置をする。
長田英樹 ①現行のままにする。防犯問題から心配な点があります。まずは貸出しに
関する管理システムの確立が先と思われます。
加茂正彦 ①現行のまま。他県のとしょかんからも紹介のもと借用が可能。
川上慎悟 ②「なんでも」の観点から借りれるように予算措置する。
後藤宏爾 ②予算措置をする。
徳安達成 ③その他
並里弘二 ①現行のままにする。
藤井芳広 ②予算措置をする。
堀田 勉 ②予算措置をする。
松月よし子 ③その他。九州大学との連携をすすめている糸島市ですから九州大学付属
図書館からの借用ができるようになれば、学術分野の図書に触れられる
機会が増えるのではないかと思う。
三嶋栄幸 ③その他。ご質問の「なんでも」のどのような図書を指されているのかが
分かりません。そのようなニーズがどれだけあるか? 検証して必要性
しめさないと予算のつけようがないと考えます。
柳 明夫 ②予算措置をする。
【参考 市長選立候補者】
高橋徹郎 ③その他(選挙後)
月形祐二 ②「なんでも」の観点から、借りれるように予算措置をする。
問5.学校図書館の図書費の予算措置について。100%以上の予算措置が必要では。
①現行のままでよい。(理由 )
②同じ考えである。
③その他( )
伊藤千代子 ②同じ考えである。
長田英樹 ③その他。まず、今の子ども達の本離れが大きな原因だと思います。
活字離れもその一つだと思います。本を読むことは想像力を養ううえで
非常に良いものですが、デジタル化の中にいう子ども達にまずは本を読
む習慣をつけることから始めなければと思います。それには私達議員が
行政や教育に働きかけなければなりません。ありがとうございました。
加茂正彦 ②同じ考えである。
川上慎悟 ②左記、問2と同様。図書館の最大の目的である「本に親しむ」ことの現
状も併せて調査が必要かと考えます。(月間どれだけ本を読むか等)
後藤宏爾 ②同じ考え。今の糸島市の教育に対する予算は貧弱であり、図書館の
状態にしても同じに見える。図書館の充実は緊急課題だと思いま
す。
徳安達成 ③その他
並里弘二 ①現行のままでよい。
藤井芳広 ②同じ考えである。
堀田 勉 ②同じ考えである。
松月よし子 ③その他。子どもの時期に、良い本に囲まれ育つことは人間形成にとって
非常に大切だと思う。自分で遠くの図書館に行けない子どもたちにとっ
ては、一番身近な場所である学校図書館を一層に利用しやすいようにす
るため環境整備が必要と思う。
三嶋栄幸 ①現行のままでよい。予算を増やし蔵書数が増えれば、読書率が増えるか
のアンケートも必要では。
追伸:皆さんの想いのあつさを感じました。糸島市図書館を検索しても欲
しい本がなかなか無いこと`は私自身も感じています。
『魅力的な図書館をつくり、サービスを充実して定住促進の目玉にする』
など考えますが、今後の財政状況を考えますと無理な話しです。移動図書
館を実行してもニーズが本当にあるのか? ・予算には優先順位がありま
す。・そもそも読書に親しむ素地があるのか? 鶏が先か卵が先か。・学校
での読書に親しむ努力を地道に続けるのが、一番の啓発と考えます。
柳 明夫 ②同じ考えである。
糸島市の図書館政策の貧しさは、いつか儀軌でとりあげないといけないと
考えてきましたが、あまりの格差に驚いている次第です。豊富な資料、あ
りがとうございます。これからしっかり勉強していきたいと思っていま
す。
【参考 市長選立候補者】
高橋徹郎 ③その他(選挙後)
月形祐二 ③その他(学校図書館に求めれる機能を考慮し、蔵書数のみでなく総合的に
判断していく。)
以上です。
なお、次の8名の議員からは回答をいただくことができませんでした。
(氏名の五十音順 敬称略)
井上健作・小島忠義・笹栗純夫・重冨洋司・田原耕一・寺塚強・波多江貴士・平田雅紹
最後に、この度の市議会議員への公開質問状の回答の公表が、市民の中で糸島市の図書館のこれからを考える契機となり、地域の中で糸島市の図書館の望ましいあり方についての論議が広がることを願っています。議員の皆さんには、当選直後の公務にお忙しいなか、率直な回答をよせていただきましたこと、ありがとうございました。
いただきました回答はこれからの糸島市の図書館を考えていく時、論議のスタートとなるものだと考えています。市民の会では、市長選の時と、この度の議員の皆さんからいただいた回答を受けて、新たに「糸島市立図書館のこれからについての提言」書を提出する考えです。
【参照】
いとしま としょかんしんぶん 第1号
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