2021年8月7日土曜日

本の出前は愉しいひと時 (犬も歩けば 10) No.77

骨折、入院と思わぬことが重なり、退院してから初めての本の出前。月初めに持っていこうと 8月1日、昼前にノドカフェに出かけたら、何かの集まりをやっておられた。本だけ入り口の所 において出直すことに。3日には、ある講習会があり、2日はその事前準備で来られず4日に出か けた。店内には旧知の人が。出前の本を本棚に並べて、しばし彼女と歓談。ノドカフェは私に とって単に文庫の本を届ける所ではなく、そこにある本と出合う場であるのだけれど、同時に人 と出会う場でもある。旧知の人や初めてお会いする人と。うれしい愉しい時間だった。お話の 中に、市内の中学校の2年生(各中学校から2名ずつ)に話されたことがあり、その生徒たちは、 中学生になった時からマスクをつけていると聞いて驚いてしまった。驚くまでもなく、よく考え ればその通りなのだが、小学校とは違う中学校での生活が始まりから2年目の今にいたるまで、 そのようであり、今後もいつまで続くかわからないこと状態であることを、あらためて思いしら されたように感じた。中学校にかぎらないけれど、学校での子どもたちの日々がこれまでとは違 ったものになっているだろうことに思いをめぐらせた。そういえば京都に住む娘の長女、孫の彼 女もそういった日々を小学生になった日から過ごしていることに思いいたった。ーーーーーー ノドカフェの坂本さんからは、退院祝いと称してうきはの方がつくられたパンをいただいた。自 宅に帰ってからいただいたのだが、おいしかったこと! 1つは、「メナモミ」、「うきはの 小塩 おりたファーム」の方の、ベーグルの説明のチラシ には「古来よりあるのに、ああり知られていない薬草です。薬学の先生から脳梗塞、動脈硬化に よいと教えていただき、少しでも、体調好転になればとベーグルにしてみました。」とある。 もう一つの「ドライトマト」、「うきはのトマト農家倉富さんの完熟トマト」を使って「じっく りと低温で乾燥させ、うまみがギュッとつまったドライトマトにして入れてます。ほんと赤のワ インとあいますよ。ぜひ濃厚なうまみとトマトを体験してください。」とある。 込んア注も。「必ずこんがりと焼き戻してお召し上りください。(焼きを少し手前でとめており ます。)ーーーその細やかな説明に、ベーグルづくり、それに連なるモノ・ヒト・コトへの深く てやさしい愛情を感じる・・・ 〈冷凍ベーグルのお召し上り方〉 袋から取り出したベーグルを50℃の温水に20秒ほど浸し、オーブントースターでカリッと焼き 戻してください。驚くほど、小麦のやさしい風味が広がります。ぜひお試しください。 ・オリーブオイルを添えると、ワインのおともに。 Plantago うきは・ひめはる 野草ベーグルと摘み草料理の店 ーーーーーー 坂本さんからはこの日もうれしい興味深い情報、知らせをいただいた。二丈の大入駅のすぐ近く に土曜日と日曜日だけ開店する本屋さんができている。5人(事業をともにしている)のスタッ フが交代で店番。その一人が「風信子ヒアシンス文庫」の出前の本に関心を持たれていた由。 お店は5人のスタッフで基礎から作られたようだとのことだった。近じか訪ねてみたい。 〈今回の出前の本〉
チラシ

1 件のコメント:

  1. 岡山に転居した秋山です。岸和田ではいろいろお世話になりました。2013年3月に夫の郷里に住まいを移し、本との付き合いは切れず「子どもと本との出会いの場」として、一年間迷って地元の「プーさん文庫」入れてもらいました。それと市の中央図書館で「古文書を読む会」に入り、今は古文書の世界にはまっています。ブログを読ませていただきました。どうぞご無理のないように。

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